原発事故後に福島市に避難してきた看護婦たちが受けたセクハラ
原発事故 直後の 福島市での生々しいセクハラ の様子を「あづま総合運動公園」のプールに配属された看護婦が2013年3月に教えてくれたメールを以下に示す。混乱していたとはいえ酷すぎる。
看護婦「入院患者を連れて逃げ回りました 離れ離れになる患者や同僚も多くて 受け入れてくれないところが多くて 病状が悪化する患者ばかり
看護師も疲労が激しくて ずっと眠れなかったし お風呂にも入れなかった 着替えもできなかった
白衣がどんどん汚れていって 髪も洗えないし 後ろで縛るしかなかった ナースキャップもいつのまにかなくして 」
私「他の職場へ配属された子もセクハラを受けてると言っていたけど、配属先はどんな職場が多いの?」
看護婦「病院はまだいいみたいだけど差別はあるって 医療とは関係ないところがひどいの
逃げてきた看護師って色眼鏡で見られて 男性の多い職場がセクハラもひどかったみたい 今も続いてるかも 聞いたばかりの話しだけど ゴミの処分施設(→ヘルシーランド福島に隣接した焼却場ね)に回された看護師がいて 女性用の制服がなくて男性と同じものを渡されたって イヤがるとそれなら白衣でやれ みんな悦ぶから って 暑いから仕方なくティーシャツを着けたらしいけど ダブダブで脇の下がのぞけたり 胸元が大きく開いたり ブラも透け透けだったと思うの
興奮した人たちに抱きつかれたり 急に下半身を見せられたり レイプされた若い看護師が自殺未遂したって それでも混乱の中でどうなったか分からないって 」
私「客観的に見ても、競泳水着の着用が義務付けられている職場が一番外れくじを引いたと思うけど、他の人からはあなた達の職場はどう思われてい る?」
看護婦「最初にスポーツ体育館 って言われた時は安心したけど プールって聞いても水着のことまで考えがいかなくて 競泳水着って言われて渡された時は嘘でしょっ て思いました 体に着けると異常なきつさで サイズ間違えてるって思った でもジャストサイズだった
競泳水着のきつさには最初から苦しみ続けました 見られるのも恥ずかしいし ハイレグだし 背中なんかの肌の露出も多くて ほんとに貧乏くじよね
でも看護師仲間にさえ競泳水着がきつ過ぎて頭も体もおかしくなるなんて言えない 涼しそうでいいわね って言われても この苦しみは体験しないと分かってもらえない
どうしてこの人が病院で私が違うの って思います
悪い噂も セクハラされるって分かってたから上司の受けの悪い看護師や セクハラしてみたい綺麗な看護師が 劣悪な職場に回されたんじゃないかって」
この看護婦さんはもう1人の看護婦と一緒に2013年8月に #福島県立医科大学附属病院 へ異動となって無事に病院業務に戻れた。
しかし、医大病院でも競泳水着の着用が待っていたのでここにも私はおかしいと抗議に行ったがそんな事実は無いと隠蔽された。でもその後この病院で働いている2人の女性からも相談を受けたため相変わらずのようだ、看護婦が教授達にいいように扱われているようだ。
あづま運動公園や福島署での性暴力に比べたらはるかにマシだが。福島っておかしな所だなと思わざるを得なかった。