心肺蘇生(CPR)訓練を悪用した水着責め

2023年08月02日

水着責め被害者から必ず聞かされる話として、ハイレグで心肺蘇生(CPR: CardioPulmonary Resuscitation)訓練を受けさせられてすごく恥ずかしかったと聞く。ちょうど私も消防庁の応急手当の講習を受けたので、何が異常であるか紹介し、その異常さを告発する。

プロフィールで少し書いたが私はPADIのダイブマスターまで取得した元ダイバーで、MFA (Medic First Aid)講習も何度か受講しており、消防庁の応急手当のWeb講習と訪問講習も受けている。このように一般に受講する心肺蘇生訓練では、上半身部分の人体模型を使ってCPR手順等を習うが、わざわざハイレグ競泳水着姿にさせて訓練させる必要性は全く無い(私も普段着で受講した)。むしろ男性も居る講習の場ではそんな格好だと恥ずかしくて訓練に集中できない可能性が高いので逆効果としか言いようがない。さらに競泳水着姿で訓練を受けさせられる女性は髪が解けて邪魔にならないよう、みんな後ろで束ねてゴムできつく留めると聞く、それでも束ねた髪が解けて髪を振り乱した状態になるまでやらされると聞く。しかし通常の講習ではそんなおかしな事はしない。人命救助のためのCPRは1人でやるものでは無く、消防に連絡して救急隊が駆けつけるまでの応急措置であり、現場に居る他のメンバと1,2分おきに交代しながら続けるものである。それ以上続けて過呼吸に陥る女性も居たと聞くがとんでもない話である。また現在ではCPRだけでなく、AEDの指示に従って心肺蘇生を行うのがスタンダードであるが、話を聞く限り、心肺蘇生のみやらせているように感じられる(AEDを使う場合は電気ショックで心臓の細動を除くので、患者の体から離れて様子を見る時間があり、休む間も無く激しく続ける意味はない)。だからどう考えても訓練を悪用した悪質なセクハラと言うしかない

このような講習を行う際には、参加者の中に看護婦等を含む医療関係者が含まれていた場合は、初心者の補助に回ってもらうのが効果的なはずであるが、過去に同訓練を受けさせられた被害者の中には看護婦、医師、薬剤師も含まれており、受講者のスキルなど無視して女性を追い込み事が目的になっているとしか思えない講習の指導役は消防署の隊員でも医療関係者でも無く、現場の管理者や古くからいる女性がやっているようであり、医療関係者の女性に対して、素人の上司が指示して恥ずかしい特訓を課している形になっている

こういう訓練を競泳水着姿でやらされたと言って送ってもらった写真(このように普段着のまま行うなら正常)


従ってハイレグ競泳水着姿で心肺蘇生訓練を受けさせられるような職場は異常であり、水着責めが常習的に行われていると考えた方が良い。髪を振り乱すまでやらされるような経験をした場合は、あなたは水着責めのターゲットにされており、性被害を受ける可能性が非常に高いことから、早めに信頼できる人に相談したり、複数の女性で集団抗議したり、その職場を辞めることを考えた方が安全です。


後日、何人かの具体的な証言を追加する予定。


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